仕事があるけど保育園がない、、
0歳から保育園に行くことになったみかん。働かないと生活が厳しい現実が自分の中であり、働くことにした。
以前働いてたところから、たまたま声をかけてもらって、私に悩む選択肢はなく、はい!戻りたいです!お願いします!
子供の急な病気にも対応してくださるという職場に、私は感謝して復職を決めた。
ただ、、、、、2003年当時。。
その時代、まだネットも普及してなく、20代半ばの私にとって、保育園はあまりにも未知数で、お願いすればすぐに入れるもん、それぐらいの感覚だった。
でも現実はそこまで甘くもなく、、、私は現実の厳しさに、どうしたらいいの?と、苦しむことになり。
保育園は簡単に入れない、、らしい。。
え?春にしか多くの人は入れない??そして、就労証明がないと、保育園入れない??
あれ、待って、、保育園決まったら復職してね!と言われた、役所や保育園には就労証明を出したら、少しは可能性高いかもと言われた。。あっちを立てればこっちが、、、
あれ?あれれ?
どうしよ、仕事はあるのに保育園に入れない、入れないけど仕事はある、頼れる人はいない、私とみかんを保育園に入らせて下さーーーい!
一人で悩んでいた時、復職予定の職場の同僚が、私が預けてる保育園に相談してみてあげる!と言ってくださり、私は藁をも掴む状態でお願いして、たまたま空きがあるから、と、そこからはとんとん拍子に決めてもらえ、復職することが出来た。
が、、、保育園まで自宅から公共交通機関を乗り継いで片道1時間。保育園経由後、職場まで徒歩で片道30分。。毎日3時間の移動。。当時の記憶はとりあえず疲れたしかなく。
赤ちゃんを毎日保育園に送り届ける、泣くのです、暑い!寒い!しんどい!わからん!と(笑)
でも、今思えば、赤ちゃんは泣くもんやんって思うのですが、通勤ラッシュに子供とすごい荷物を持った母親に優しい目は少なく、可哀想にこんな時間に乗せて、とか、うるさいな、とか、正直、毎日神経がすり減りましたが、私は働かなくてはなりません、雇ってもらえたありがたさと、紹介をしてくれた同僚の優しさ、そして生活のため。。
むしろ私は幸せだと。。
そんな私は、1年間それを続け、自宅の近くの保育園に転園するまで、ジムに行くより痩せた(笑)
1年間通勤を続け、電車に乗るたびにすみませんと、思って、いかに子供を泣かさないように乗せるかとか、考えていた。それぐらい目が怖いのです。
乗る前にイメトレをして、いかに空気に耐えれるようにするかを。
ラッシュ時にベビーカーなんて考えただけで、とんでもない空気になるはずと、想像して、抱っこひもで、みかんを抱っこし、自分の身体に荷物を絞りつける状態にして、乗り込むのですが、、、
周りの空気が刺さるのです、静かにさせろ、こんな時間に子供乗せるなみたいな、空気が読めてしまう私にとって辛くて辛くて、、
世の中が、きっと変わって今はもっと優しい時代になってると信じてはいるが、
今現在も、子連れ通勤をしてるお母様達が、電車やバスに乗っていたり、雨の中でも自転車を一生懸命漕いでるのをみてると、頑張って!と、応援している。