気にしすぎるしんどさの原因はもしかして? HSP(Highly Sensitive Person)ハイリーセンシティブパーソン

気になる事

敏感な私

『考えすぎ、気にしすぎ、神経質なの?それとも完璧主義者?』

『これ、別に本当に起こった事ではないし、作りもんでしょ?』

『別に自分には関係ないと思えばいいのでは?』

『向こうは、あなたが思ってるほど、気にしてもないし、ほっといてあげたら?』

『え、自意識過剰じゃない?』

これは、意外と私がよく言われている言葉である。

なんで、他の人はこんな風に思わないのかなと、疑問さえ持てないほど、

生苦しいかった私が、数年前、テレビを見ていた時、

これだ、私これかもしれない。HSP・・・・

そこから情報をかき集めた、私が思ってる通りのことが書いてある。

そこで衝撃だったのが、私は真面目で相手の気持ちを考えて生てきた、それが当たり前と

思っていた、そして、私が大多数に属しているつもりだった。

そう、つもりなだけで、生づらい理由、辿り着いた気がした。

HSP気質とは

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質を持った人」という意味です。

HSPは、環境や性格などではない、生まれ持った性質であることが分かっています。

◎丁寧で深い情報処理を行う

◎過剰に刺激を受けやすい

◎感情の反応が強く共感力が高い

◎些細な刺激にも反応する

HSPは性質とわかった事で、それに伴う傾向を知ることで、個人的には安堵する事も多く、上記を踏まえた私の傾向を記してみる事にします。

(あくまで私の傾向ですので、その点ご容赦下さい。)

◎どうなる?*どうする?

・共感しやすい

◎→集団生活が決して得意ではないが、共感する力は大きいため、会社など皆で同じ方向を向いている時は、誰より空気を読んで率先して頑張ってしまい、責任感まで出してしまい、夜が眠れないなどの境界線がなくなっていく

*→こういう時こそ、限界まで頑張って責任感まで出してしまうので、あくまでチームプレー、自分の頑張りを、頑張りすぎないように意識する

・人混みや、人との曖昧な間隔が苦手

◎→ルールや順序を守っての人混みはまだ我慢ができるが、列どこ?誰が最後?このパターンは人混みの中、人混みでない場合でも苦しい。人が多いことよりも、人が多いことで敏感になる事が増え、しんどくなり、例えば、順番を抜かしてしまったのではないか?私が先に並んでたのにあれ?とか、神経が過敏になっていくことが自分でもわかるため、順番が来る前にクタクタになる

*→なるべく人混みに行かないようにする、どちらにしても必ず気になることが出てくるので、急を要する事以外は行かないようにする、そして現在は間隔をあける事が主流になってきているので、その間隔こそ自分の本来の得意な距離感と思って、この時期を前向きに捉える。例えば、ATMなどは、台数の多いところ、給料日などは時間帯を考えて少しでも、落ち着いて操作できるようにしている

・眩しい光が、大きな音が苦手

◎→眩しすぎる光、世の中的には当たり前の音が本当にしんどく、それがなくなるまで絶望的な気持ちになり、できる事なら静かで明るくもなく暗くもない状態で落ち着きたいと思う事が多く、音に関しては気になって眠ることも出来ないほど、その音が気になる事もしばしば。

*→光に関しては、目を閉じてなるべくその光を入れないようにしている、音に関してはやはり排除し切ることは難しいため、少しでも聞こえにくい場所に移動したりをしている。映画やテレビでもあまりにも綺麗なものが刺激が大きすぎるので、照明を調整したりなどしている。

・映画、ニュースなどが苦手

◎→映画など、過激なもの、その中の誰かが苦しんでいたり悲しんでいたりすると、その映画や映像を見続けることが、あまりにも辛く、心が悲鳴を上げ始め見れなくなる。フィクションだと分かっていても、私にはそこは境界線を引くことが全くと言っていいほど出来ない。感情移入をしすぎる為、映画でそんな状態の私は、ニュースなどは致命的なほど、苦しくなる。

*→映画に関しては、楽しい映画もある為、今私が観たいのはこれ系ではない、合わないんだと割り切って自分が観れそうな映画にするようにしている。家族で映画を観るときは、私の状態を伝えて楽しいものをお願いしているが、それでも私の性質は未だ理解はされていない。ニュースに至ってはネットニュースなどで深追いだけはしないよう、受け止めるべき事は受け止めて観るようにしている。

・傷つきやすい、自己肯定が低い

◎→仕事をしていても、もしこれがこうなったら?と確認できる時はいいのだが、終わったことが気になると気になって仕方なく、きっとちゃんとやってると思えず、自己肯定の低さで、他にやったことすらミスをしたのではないか、と、どんどん出てきて、余計に自信が持てず、その上、ミスをすると必要以上に傷つき、苦しんでしまう。自分が悪くない事でも、私があの時気づいていればなど思ってしまい、より自己肯定を低くしてしまう。

*→仕事をしていると助けてもらう事も多く、でも私は私の性質できっと周りをフォローできていることもあると思うようにしている、それを思っても自信の無さから誰よりも疲れてしまうが、気をつける事を当たり前としていることは、役に立ってる事も必ずあるし、自分が頑張っている事を少しでも自分がまず評価をしてやれるようにしている。

・時間を守りすぎる

◎→約束をする、時間を決める、この行程は誰もがすると思うが、私は常に遅刻や、トラブルを恐れるため、なぜか集合時間の30分以上前に着くことが多い。その思考としては、待ち合わせは基本5〜10分前に集合、何か起こったら困るから(例えばトイレとか)予備の10分、もしも電車やバスが遅れたり渋滞していたら困るの10分、これを普通に計算してしまうため、30分前が通常運転になってしまう、これも相手を待たせたくない、待たせることで嫌な気持ちになられると困る。の、ループにハマる。そんなに早く来てたの?と言われるのも、気を使わせるので、今来たように装ってしまう。

*→約束を守れるというのはいいことだと、相手を待たせたり、焦ることが一番苦手なので、私はこの時間配分でいいのだと、どうせ落ち着かないし、きっと結局こっちが落ち着くんだと、前向きに捉えるようにしている。

上記は、私の傾向の一部ではあるが、性質である事で、苦しんでいた時より前向きになれた気がします。

もちろんデメリットも多いけど、まず自分のこの性質を自分が付き合っていけるように。同じ境遇の人たちと少しでも分かり合えるそれが力になるかなと。

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