ただ映画館
映画も、苦しいものに関しては、観れない。あまりにも、自分の気持ちになってしまい、
フィクションでも、ノンフィクションでも、人が苦しんだり、辛さを見ると、居た堪れない。
そんな私でも、映画館で、映画を観ることもある。
コメディや、ワクワクするような映画は比較的というか、むしろ好き。
そんな私が、例えば、映画館など、席を選べるようで選べない状態の時、
気にしすぎる性質私は、気になりすぎることが毎回ある。
・トイレに行きたくなったらどうしよう
・前や後ろの人になんか思われたらどうしよう
・逆に態度が悪い人がいた場合どうしよう
・ジュースは買うべきか、トイレが、、、、と初めに戻ってしまう
そんな事を考え始めると、座席選びとはこんなにも難しいものかと、思う。
私のような気にするタイプは、気にすることが、気にすることを湧き出させてくる。
現在のような、人と人との間隔を重要視する新生活様式は、比較的、私のような性質
からすると、ぎゅうぎゅうよりは、本当に楽である。
「広い映画館は、どうせ観るなら、スクリーンに向かって真ん中の少し後ろら辺が
いいよなー」
と、家族、もしくは友達に言われると、
「うん、そうだね・・・」
また、気になる負の連鎖が続いていく。真ん中だと、トイレにいくときに、
他の方の前を通らないと行けない、そんなハードルの高いこと、できるわけもなく
「ごめん、端の席から取ってもいい?」それを言うにも、家族はまだしも、友達の楽しみを
取るわけにもいかず、、、
こんな感じで、映画に集中できる環境を整える事で疲れ切ってしまう。
そんな時、自分につぶやく
大丈夫、広い映画館、何処で観てもその時間が楽しいから
(ただ、トイレが心配だからと、端をお願いしてみよう)